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食べて寝る

食べて寝て病気で寝てます。ほかに本を読んだりイベントに行ったりしています。

新宿ビル群の真ん中にバリ島が現れた…芸能山城組のケチャ祭りに行ってきました

イベントレポート

8/3~8/7まで行われていた芸能山城組ケチャ祭りに行ってきました。

芸能山城組は、1974年に結成された「先端科学を武器とし、人類伝統の叡知に学ぶ」をモットーとし、バリ島に伝わる伝統音楽「ガムラン」など世界の民族音楽をテーマにした作品を発表している音楽集団。

山城組の代表作と言えば、大友克洋監督のSFアニメ映画"AKIRA"の劇半音楽"交響組曲AKIRA"が有名だ。

2020年という近未来を舞台にしたAKIRAの世界観の中に、シンセサイザーや人の声を楽器として取り込んだ音楽という組み合わせは映像・音楽どちらともに強い印象を僕の中に残した。

主人公の金田たちが乗るバイクのテールランプが残像を残し、そこに重なる人の声とシンセサイザーのノイズと原始的な打楽器のリズム。

ガツンと頭を殴られたような衝撃を受けたが、初見ではどこがすごいのか分からなかった。

とりつかれるようにレンタルしたDVDを1週間で14回観た。飯と風呂以外はずっとの音楽と映像にひたっていた高校生の夏休みを思い出す。(今ではとても出来ない!)

 

芸能山城組ケチャ祭りは今年で41回。毎年西新宿のビルのド真ん中で開催されている。

そこで交響組曲AKIRAの生演奏があると聞いて、あの憧れの音楽が聴ける…!!とワクワクしながら行ってきた。

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今年のポスター。仲間随時受付中!という熱い言葉が右に。

広場の入り口は提灯が飾られていて、ハッピを着た人が行ったり来たりしている。

露店もある。一見見ると夏のお祭り!という感じだけれど、真ん中にあるバリ島?を模したセットがものすごい存在感。セット中央上にはバリ島の聖獣バロン(?)を模したようなオブジェが飾られていた。

※バリ島には聖獣バロンと魔女ランダの闘いという伝説が伝わっている。

バロン (聖獣) - Wikipedia

その周りには南国の植物が置かれており、日本の夏祭りとは違う雰囲気。写真撮影もOK。

15時頃から演奏開始という事で15分ほど早めに行ったのだけれど、お客さんがいっぱい!

この日は炎天下にも関わらず、たくさんの人が詰めかけていた。若い人もたくさんいた。

交響組曲AKIRAは竹で作られたバリ島の伝統楽器"ジェゴグ"を用いて演奏されるのだが、このジェゴグ、大きいものは160cm以上!

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現地から調達した材料で作られたジェゴグをを持ち運ぶ様子。

 

交響組曲AKIRAの生演奏の順番は以下のとおり。

主人公金田のテーマ曲「KANEDA」

ライバルのジョーカーの「クラウンとの闘い」

ヒロイン、ケイとラボから脱出する時のテーマ「ケイと金田の脱出」

最後に金田の友人鉄雄の変容する姿を表現した「変容」

 

もっと前に来てもいいですよ!!との司会のお姉さんの声に甘えて最前列で鑑賞。

ジェゴグの迫力がすごい!空気を割いて音が伝わってくるあのビリビリとした感覚を味わうことが出来ました。ビルの谷間で聞くジェゴグ。気分はバリ島。サラリーマンの人たちが何事か!?と会場を覗いていくたびに、あ!ここは日本だな~と我にかえりつつ。

音質がいいCDもよかったけれど、こうやって暑い中打楽器を生で聞くのもいいなあ。としみじみ思いました。けれどめちゃくちゃ暑かったです。

 

交響組曲AKIRAの高音質ハイレゾ版が今年発売されました。映画AKIRAのブルーレイも発売中。こいつぁ買わねえとなあ!(主人公の金田風に)

www.e-onkyo.com

記事の最初にバロンの話が出ましたが、聖獣バロンの造形が独特で好きです。いつか観に行きたい。

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