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食べて寝る

食べて寝て病気で寝てます。ほかに本を読んだりイベントに行ったりしています。

下田ひかりさんの個展「この星のゆくえ〜小品と作品集〜」に行ってきました

イベントレポート

またまた遅くなりましたが、レポートです。

2015/6/23~2015/07/05まで日本橋で開催されていた下田ひかりさんの個展に行ってきました。

下田ひかりさんのサイトはこちら http://hikarishimoda.com/

たくさんのドローイングと油絵がところせましと飾られていました。

連作”神さまの行方”の新作も飾られていました。奥の壁に2つ。とても大きく、一番存在感がある絵でした。

この”神さまの行方”は東日本大震災があった2011年から描かれている連作。

(このページからそのいくつかを見ることができます 

http://kurum-art.com/artists/artist_hikari_shimoda.html )

この連作の子供の首にある傷は”チェルノブイリ・ネックレス”から連想したものだそう。

(注:チェルノブイリ・ネックレスとは…甲状腺癌治療のため甲状腺の摘出手術を受けたあとに患者の首に残る水平方向の手術創(傷跡)の事。とりわけ放射線に起因して発症したものに対して用いられる用語。チェルノブイリに近いベラルーシでの症例が多いことから、ベラルーシアン・ネックレス(英: Belarussian necklace)と呼ばれる場合もある)

ギャラリーが(とてもいい意味で)狭く、絵との距離がとても近い。

じっくりと間近で筆のタッチを堪能する事が出来ました。

どういう筆をどのような方向でいれたのか。どのように色を載せて完成まで行きついたのか。

間近で見る機会は今あまりないので、そこまで見れて感激しました。

下田さんの絵の一番素敵なところ、僕は目だと思っています。

引きこまれるような、透明な目。
さまざまな色がひしめきあって共存、そして戦いながら目を構成しています。

その目線はしっかりとしたような、ぼんやりとしたような。

しかし、その目には”力”がある。

じっとこっちを見ている。なにを訴えているのか。それともこちらを見ているだけなのか…。

一貫して子供を描かれている下田ひかりさん。

ぐっとそのタッチと絵に引き込まれて…ついつい長居してしまいました。

(お茶まで出していただきました…ありがとうございます!)

次回は本人様が居る時に伺って、絵のお話を聞きたいな…と思いました。

2008年からの作品集をまとめた画集が現在amazonで販売されています。

僕も次のお給料日に買い求めようと思います。

また、あの目に吸い込まれる感覚を求めて。