食べて寝る

食べて寝て病気で寝てます。ほかに本を読んだりイベントに行ったりしています。

フォロワー27万人のf太さんの著書から学ぶ「伝わりやすい文章の書き方」

2つのアカウント合わせてフォロワー27万人を数えるf太 https://twitter.com/fta7 さんが5/16に待望の著書
「明日ちょっと運がよくなる、思考のメモ」
を出版した。
 
自身がtwitterで呟いていた「いつもの思考を、ほんの少しだけ変える」言葉を集めたアカウント 「ひらめきメモ」からよりすぐりのものを厳選。 それに加筆・修正を加え、書き下ろしコラムをつけたこれまでの集大成のような書籍となっている。 ずいぶん前からf太さんのtwitterをフォローしていたが、f太さんの文章はとても読みやすいと思う。 伝えたいことが140字にギュッと詰まっている。 それでいて説教くさくなく、大切なポイントがするっと頭に入る。  
140字でなぜこのような文が書けるのか。 著書からわかりやすい文のコツを探ってみることにした。

 

 1.つかみの文章が上手い

「なにをしたらいいかなんて本当はわかっているのだ。 ただ、それをやると本当に実現しちゃうから、怖くて、いや違う、単に面倒くさくて、やらないだけなのだ。 このぬるま湯が、なんだかんだ言って心地いいのだ。」 f太さんの文章は最初の一文でガッチリと読者の興味をつかんでくる。
「なにをしたらいいのかなんて本当はわかっているのだ。」
こんな風に書かれると 「なにをするんだろう。ちょっと気になるな。」 と続きが気になってしょうがない。 読者の興味を引きつけるために、最初の一文をインパクトあるものに練ってあるのだ。 2.最初に文の言いたいことに対する”結論”を書いている  「素敵な人って、ワンパターンだ。 親切で、周りの人を大切にし、勉強熱心で聴き上手。行動的でポジティブ。 良い人も悪い人も 「素敵な人はなんぞや」というところのイメージは、わりと同じなのだ。」  f太さんの文章は、最初に 「結論」が書いてある。
次の文からなぜそうなったか?という過程を書く。 過程が気になるという読み手の性質を利用し、最後まで読ませる文になっている。
順序もスッキリと 「起承転結」にまとめてある。 その事で読者の没入感を高め、さらに文を読みやすくしている。 3.感情を抜いて、箇条書きにする 「無理をしないコミュニケーションが、自然体で付き合える仲間を引き寄せる。 無理をするのは、無理をしてでも、緊張してでも仲良くなりたい相手に対してだけでいい。 その緊張は、自分の背筋を伸ばしてくれるいいストレスだから、 その負荷自体を楽しむくらいでちょうどいい。」  
よくよく読んでみると、f太さんの文章には自身の感情が入っていないことに気づく。 f太さんの文は読者に呼びかけるように書かれているものが多い。 なので話しかけられているように錯覚してしまう。
しかしそこにf太さん自身の感情は入っていない。 最初に書いてある結論に至る過程を箇条書きにしてあるのだ。
伝えたいことはたくさんあるが、あえて感情を抜きにして書く。 そうする事でより伝えたいことが明確になっている。 f太さんの著書であらためて文章をじっくり読んで、この3つのポイントに気づいた。 本当にこの3つのポイントで文章がわかりやすくなるのか? 実際に自分のtwitterの発言をこの手順に沿って書き直してみる。今年の3月21日のツイートだ。 「部外者から当事者に、こうこうだからそうだよね?と違うのに決めつけられるのは不愉快だ、と僕は思う。例外もある。」 これを上記3つのポイントにそって書き直した。 「決めつけられるのは不愉快だ。特に部外者から決めつけられてしまうと何がわかるんだ。と思ってしまうこともある。 その考えにいたりそうな時は、あえて自分の主張をせず相手の話を聞くようにする。相手がどうやってその決めつける思考を持ったのか、知りたいと思うから。」 以前のツイートでは 「こうこうだから」などあいまいな表現が多い。 一文一文も長い。主観も入っており読みにくい。
ポイントを踏まえて書き直した方は、最初にインパクトがある言葉として 「決めつけられるのは不愉快」を持ってきた。
次に 「なぜ不愉快なのか」 「そういう考えになりそうな時はどうするか」 「なぜそういう行動を取るのか」と順序だてて箇条書きにする。 そうする事で、以前より「不愉快になったときどういう行動を取るか」 という伝えたい部分が明確になり、読みやすくなったと思う。 言葉は伝わるように、と考えて言うともっと楽しくなる。 最近は言うだけで満足していた。
言いたいことがきちんと相手に伝わることこそが重要だという事。 f太さんの本を読んで改めてその事に気づかされた。
元気がなくなったときは、自分はヒントを得るためにこの本を開くだろう。 ヒントを得てそれを元に自分なりにどうやって元気になれたのか。 その事を自分の文章で発信したくなった。 自分なりの思考メモを作ろうと思い、好きな色のノートを買った。